2011年1月3日月曜日

日韓の安保強化を支持する

■前書き
下記の記事を投稿した数時間後に速攻で訂正の報道があった。
要するに同盟条約ではなく、安保における協力関係の強化の重要性を言っただけとの事だが、いずれにしても本質的に大きな違いはなく、私の意見(この投稿)も変わりないので、当初の投稿のまま手を入れず掲載する(題名だけは修正した)。

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■原題:日韓の同盟強化を支持する

読売新聞が報じる韓国との同盟強化に原則賛成だ。
韓国との同盟は、直接的には北朝鮮、間接的には中国を意識した相対的なものとなろう。
対米的にも日韓の立場、意見を強化しよう。
地政学的・戦術的にも分断してアプローチするのは論理的必然である。

もちろん韓国との間には竹島などの懸案事項もあり、中長期的には残念ながら不安定なものになる可能性はある。
その意味では慎重さが必要だ。
しかし、日本生まれの李大統領とは少なくとも目先、日韓関係の改善に向けて前向きの期待が持てるのではないか。
Wikileaksにもそのような情報が掲載されていた。

この記事に反対を叫ぶ連中も少なくないようだが、こいつらは外交や国益というものを理解していないのではないか。
白か黒かで外交を割切るべきではない。
絶対的・永遠的な関係など無いのであって、相対的な合理性、利益を追求するのは当然だ。
国益とは合理的・知的なものであって、好き嫌いの感情論=反知性主義では国益を害するのである。
なぜなら、好き嫌いの感情論=狭小な二元論的空間では、それがそのまま国家と国益の限界となってしまうが、感情論を超えた合理的・知的に追求された利益はそれをはるかに超える大きな可能性=利益を可能にするからだ。
これは、歴史が長期的には合理的、論理的に展開すると思われる点からも必然である。
さらに大きな視点から見れば、自然が合理的、論理的であることにまで辿ることができる。

二国間には4通りの利害関係がある。
相互に競合する利益が2通り+共通の利益+共通の害である。
ネトウヨみたいな自称愛国君は視野狭窄で近視眼なので、相互に競合する利害しか見えないようだが、共通の利害こそ重視すべきなのである。
共通の利害を見落とすリスクとはまさに漁夫の利であり、その隙を利用され植民地支配を招いた失敗は世界史に幾らでもある。

日本もいい加減に情緒的=非合理的=未分化で不器用な外交を卒業し、欧米流の緻密でダイナミックな外交戦が出来るように進化すべきだろう。

前原外相「日韓安保同盟を希望」…韓国紙

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