2011年4月18日月曜日

首都圏からの脱出?

東日本大震災による福島原発事故で首都圏も微妙に被曝している状態。
果たして、このまま東京にいても良いのだろうかと、心中不安に感じている人も少なくないのでは。
しかし、仕事もあるし果たして避難すべきなのか、留まるべきなのか葛藤を感じていることでしょう。
そこで、判断の参考にする為に合理的に計算して見ることにしました。

■趣旨
東京又は首都圏で仕事をし、居住している人を前提にして、東京に留まるべきか避難すべきか数値化して見ました。

■評価項目
下記項目を各地域ごとにそれぞれ100点満点で主観的に評価する。
①福島の放射能からの距離(安全性)
②仕事の有無(生活して行く上で定期収入の確保の容易性)
③経済縮小や大増税など日本経済の将来リスクからの安全性

■採点
・パターン1
① ②  ③ 合計(300点満点) 100点満点に換算
東京  40 60  0  100        33
大阪  60 6  0  66         22 
沖縄  80 0  0  80         27
外国  90 0  60 150         50

※点の意味
東京の②仕事の確保が60点なのは、ぎりぎり合格点の意味。
私の属する業界の場合、首都圏といえども景気も厳しく現状が最低水準という意味です。
大阪がその10分の1の6点しかないのは、私のいる業界に限って言えば、現状、大阪は東京の10分の1しか仕事が無いからです。

結論1:まず合格点を60点とするとクリアしている所は一つもありません。
逃げ場所がない。あるいはどこを選んでも何かを我慢しなくてはならないという事になります。
仕方ないので相対的に優先順位をつけると、評価の高い順に、外国、東京、沖縄、大阪となりました。
早く国外に逃げましょう(失笑)。

・パターン2
パターン1では各評価項目の価値が同じなので実態に合わないと批判する人もいるでしょう。
という訳で、各評価項目に重みをつけて再計算(加重平均)してみました。
①放射能からの安全性:3
②仕事の確保:2
③経済リスク:1

① ②  ③ 合計(100点満点) 
東京  20 20  0  40        
大阪  30 2  0  32         
沖縄  40 0  0  40        
外国  45 0  10  55        

結論2:評価の高い順に、外国、東京と沖縄が同点、大阪。やっぱり日本から逃げた方が良さそうです(苦笑)。

・パターン3
いやパターン2の重みのつけ方はおかしい。何よりも生活を重視すべきだという意見もあるかと思います。
そこで、各評価項目の重みを変えて計算してみました。
①放射能からの安全性:2
②仕事の確保:3
③経済リスク:1

① ②  ③ 合計(100点満点) 
東京  13 30  0  43        
大阪  20 3  0  23         
沖縄  27 0  0  27        
外国  30 0  10  40      

結論3:評価の高い順に、東京、外国、沖縄、大阪となりました。
福島原発の状況がこれ以上、悪化しない限り現実の生活を優先するなら東京に残った方が良いという結論になりました。
ただ、日本経済の将来的な縮小や大増税リスクなど考慮すると二番目のオプションはやはり外国に逃げた方が良いという事になります。

■総論
概ね常識的な結論が出たと思います。
安全性を重視するなら当然、外国。
生活や仕事を重視するなら東京(仕事が東京にある場合)というある意味、当たり前の結論。
但し、日本経済の中長期的リスクを考慮に入れると外国のオプションが高くなるのが気になります。
日本が少しずつ住みづらい国になりつつある懸念を否定できません。
何とかして欲しいですね、否、自分達で何とかするしか無いと言うべきでしょう。

■備考
上記の結論は、あくまでも限られた評価項目について主観的に点をつけて計算したものであり、当然ながら絶対的な判断基準を意味するものではありません。
住んでいる場所が首都圏以外の人の場合には当てはまりません(順位は全く違ってくるでしょう)。
外国を選択した場合のデメリットなども評価項目には入っていません。
興味があれば、ご自分で自由に評価項目を設定し、採点して計算してみて下さい。

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