2012年5月3日木曜日

中抜き批判、多重下請構造批判が経済を破壊した

この記事の筆者は、世の中の現実、カラクリをわきまえている。
概ね正しいと思う。

ただ、未だにマスゴミに刷り込まれたルサンチマンから抜け切れていないところもあるようだ。
下請やブローカーが中抜きでけしからんという偏見の悪臭を微妙に感じる。
実は、この間違ったルサンチマンが現在の景気悪化に拍車をかけている元凶なのだ。

マスゴミ(特にTV朝日)や三流エゴノミストどもが、卸業者やブローカーを無駄と決め付けてメーカー直取引を荒唐無稽に美化・扇動し、国民の経済的自由権と利益を侵害しまくったおかげで日本経済も雇用も破壊されてしまった。
このようなルサンチマンから生まれた被害妄想は、経営学的にも自由主義経済の観点からも錯誤である。
「最小取引の原理」も知らない無知から来る短絡的な錯誤だ。
こういう事をほざく連中は、現実の経済慣行や市場の仕組みについても疎いと思われる。

メーカーと最終消費者の間に中間業者が沢山入っているとその分マージンを取られるからケシカランみたいな被害妄想は一見正しいように見えるが、完全な事実誤認である。
なぜなら、メーカーの卸価格と最終消費者への小売価格には、それぞれ相場(市場)というものがあるのだ。
素材市場、卸売市場、小売市場、労働市場、金融市場等、それぞれ相場があるのである。
相場は各市場内の需給で決まるから、筆者が指摘したようにスキルの高低(能力)は直接関係ない。
なぜならユーザー(バイヤー)は、業者のスキルや技術力に金を払うのではなく、成果物(納品物)に金を払うからだ。
だから、納品物の相場で売上(収入)も決まる。
筆者の指摘した勘違いは、社内の人事評価や私的な感情論と社外の市場の現実を曖昧未分化に混同した錯誤だろう。

このようにそれぞれ市場があるので、市場間に何社中間業者が入ろうが、彼らの利益が減ることはあっても中間業者がいるから高くなるというのは無知な部外者の短絡的な錯誤である。
卸売価格と小売価格は、それぞれの市場の相場で決まり、間に入っている中間業者の利益はその価格差の範囲内でシェアされるからだ。
もし、愚劣な嘘つきマスゴミや無知な大衆の的外れな被害妄想の通りなら、中間業者が入る分だけ小売価格が上昇してしまう。
そんなことになれば小売価格の相場から乖離して売れるはずが無いし、そもそもそんな商品を仕入れる小売業者などいる訳がない。

現実の経済を知らない無知で世間知らずのマスゴミや三流経済学者どもが、嘘デタラメを扇動し大衆の被害妄想とルサンチマンを膨らませ、的外れな主張や批判を蔓延させたことで経済や企業経営をどんどんおかしくしている。
最終的には誰も得しない。
お互いに足を引っ張り合い、首を絞め合いながら自滅して逝くだけだ。
これで効率が高まった♪とマヌケ面で大はしゃぎしているのは、護送船団の寄生虫に過ぎないマスゴミと三流経済学者どもだけである。

マスゴミが、このような錯誤を扇動した背景には、いつもの欧米を荒唐無稽に美化、絶対視して猿真似する愚行があるが、いい加減に知的・精神的に自律してもらいたいものだ。
欧米で中間業者を排除する動きがあるのは、ユダヤ人差別の歴史と表裏一体であることを知るべきだ。
ヨーロッパでは、かつてキリスト教会が利子を取ることを禁じていたので(イスラムでは今でも)、金貸し(銀行)はユダヤ人の仕事(賤業)だった(ユダヤ資本が金融に強いのはこの為)。
また、ユダヤ人はギルド(製造業者の組合。キリスト教徒に限られていた)に入れなかったので、卸売業者やブローカー、貿易業、また上記した金融業などに就くしかなかった。
だから、中間業者の排除とはユダヤ人排除と表裏一体の違法な職業差別なのである。

日本の土人は幼稚で未熟で浅薄で短絡的だから、欧米のやることは是非の価値判断もせずに何でも猿真似マンセーする奇行癖、愚行癖があるが、このような差別まで猿真似するのは愚の骨頂であり、世界の笑いものになっていることを自覚して即時改めるべきである。
NHKなども何か経済犯罪があると容疑者の職業を馬鹿の一つ覚えで「**ブローカー」呼ばわりするが、重大な職業差別であり、報道犯罪である。

最後に、「効率」に価値を置く現在の自由主義経済学は間違っていると思う。
以前から経済学は胡散臭いと疑問を感じて来た。
効率(物理原理)より多様性(生命原理)に重きを置くべきだと思う。
物理原理のアナロジーで展開する経済学は効率、つまり物理的な平衡概念を崇拝しているようだが、これは生命原理的に見れば単なる「死=平衡」である。
三流エゴノミストどもがワルラス・モデル♪がどうだとか臭い息で得意気にたわ言ほざいているのを見ていると反吐が出る。
人類は、貧困という「凍土」からやっと抜け出したと思ったら、今度は、三流経済学者どものミスリードで「不毛の砂漠」目指して急かされているようなものだ。
幾ら競争を扇動して国民の経済的自由権を侵害しまくり効率を追及しても、格差は縮小するどころか拡大しているのを見ても三流経済学者のほざく平衡などとは程遠いことがよく分かる(こいつらは底抜けにマヌケで馬鹿だから競争が足りないせいだと臭い息でほざくだろうが)。
生命活動でもある経済活動は、平衡(エントロピー無限大=死)を目指す物理原理ではなく、平衡から逃げる生命原理に支配されているからだ。
効率(平衡)追求は、消費者の利益にも直結しない。
過当競争で供給の寡占化が進み、消費者の選択肢は奪われ、サービスや品質も劣化しただけだ。
そもそも経済は、生産→所得→消費という三面等価のサイクルで回っているのであり、生産者や消費者など特定の経済主体の利益のみに偏重すれば市場が歪んで最終的には経済全体がおかしくなるのは自明である。
それが分からないのは視野狭窄である。
多様性の最大化、上記の比喩に倣えば多様な生命が繁茂する「ジャングル」を目指すべきなのである。
マスゴミや訳の分からない経済学者の言うことを現実の経済社会を生きる者達は決して盲信してはならない。
こいつらが、昨今の経済の惨状をもたらしている諸悪の根源なのだ。

※元記事
能力が高くても仕事を請けることは出来ない

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