2012年6月12日火曜日

ガラパゴス化の原因

日本が国際規格で弱いのは、方向音痴と曖昧未分化なオツムに原因があるのでは。

方向音痴とは、例えばハイビジョンでいえば日本がかつて掲げていたのはアナログ・ハイビジョンだった。
当時、既に時代はデジタルに移行しつつあったのに、日本はアナログ・ハイビジョンを掲げていたが、その方向音痴ぶりは奇異ですらあった。
説得力はゼロである。
欧米がデジタル・ハイビジョンを主張した時に内心、全くその通りと納得出来た。
こんなものは、戦略以前の問題だ。
幾ら技術力があっても戦略が良くても、そもそも頓珍漢なモノを担いでいては失敗するのは必然である。

未分化なオツムとは、規格とモノ(商品・製品)を曖昧未分化に混同し過ぎなのである。
例えば、CDのようにそれまで全く存在しない製品の場合はソニーのように成功するかも知れないが、既に存在している商品・製品の国際共通規格について、自社商品の販売戦略と曖昧未分化に混同し過ぎるから矮小な規格しか提案できず相手にされない。
自社商品の目先の売上だけでなく、同類の商品・製品の市場全体の成長という観点が抜けているように思える。

例えば、今でも不満に思うのは一眼レフ・カメラのレンズである。
Nikonのレンズを持っていてもCanonやミノルタ(SONY)のカメラでは使えない。
消費者利益を考えるなら、とっくに共通化されるべきだろう。
そうなれば、カメラ市場全体も拡大して各社の利益にもなるはずなのだが、自社製品の規格にこだわってできない。
自社規格に執着することで囲込み戦略でもやっているつもりなのかも知れないが、大して成功しているようにも見えない。
つまり、販売戦略上も間違っている可能性がある。
しかし、メーカー各社は、疑問にすら思っていないのではないか。

近視眼、視野狭窄、非合理的な執着心が方向音痴と未分化な発想を招き、気づいた時にはガラパゴス化している。

※元記事
日本は何故国際標準の主導権を取れないのか?

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