2012年6月23日土曜日

商店街はなぜ滅びるのか:ポスト資本主義=生産のスマートグリッド化

商店街が廃れ大規模スーパーが繁盛するのは、市場経済の必然的結果で不思議でも何でも
無い。
そのような破壊は、商店街に限らず、大小様々なレベルで繰り返されて来た。
前近代的な市場間の自由な市場取引が、規制の多い前近代的なコミュニティーや共同体を破壊しながら市場として統合して来た。
そのおかげで市民革命=近代国家も可能になった。
ただ、市場経済の拡大は、現在ではグローバル規模にまで拡大し、国家という共同体までも破壊しつつある。
アメリカはとっくに「合衆国」だし、EUもヨーロッパ合衆国を目指している。
東アジア共同体はいったん遠のいたように見えるが、アジア諸国民が米帝支配から自律したいならいずれまた見直されるだろう。

このような市場経済による共同体破壊(主体性の分裂)から真っ向から反対するのが共産主義だった。
共産主義は、生産の主体性を重視する(主体思想)。
個人の生産手段、地域の生産手段、国家の生産手段を確保する。
旧ソ連で言えば、ダーチャ(家庭菜園)、コルホーズ(集団農場)、ソフホーズ(国営農場)と三位一体の構造があった。
地域の文化を守りたければ、地域の生産構造を守るしかない。
もちろん、共産主義は失敗したが、急進的過ぎた為だろう。

今後のポスト資本主義は、市場経済と共産主義(本来の思想。≠旧ソ連)を融合した生産のスマートグリッド化しか無いのではないか。
グローバル企業にしても現地調達、現地雇用、現地生産、現地販売が求められる。
市場経済&資本主義が、一種の「顕教系」なら共産主義は「密教系」である。
スマートグリッド化は、両者を融合した「顕密系」となろう。

※元記事
商店街はなぜ滅びるのか

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