2013年5月12日日曜日

反体制右翼と化した自民党

今まで、保守=右翼と曖昧未分化に混同して来たが、この認識を改める時が来たようだ。
今や、保守=体制派=右翼とは限らないからだ。

そもそも右翼も左翼も方向性は逆だが、反体制である。
現体制を否定して、旧体制を復古しようとするか、新体制を構築(革新、革命)するかの違いである。

かつての政治座標軸は、第一に保守 VS 革新(保革対立)だった。
保守勢力には、極右(反体制)から保守リベラル(体制)まで曖昧未分化に含まれていた。
冷戦時代で反共の一言で纏まっていた為と思われる。

しかし、今の日本の政治状況を見ていると、保守勢力の分裂が激しく、もはや一括りにすることは出来ない。
保革の軸は、
復古派(反体制、右翼) VS 保守派(体制維持、中道) VS 革新(反体制、左翼)
と分化した方が適切と思う(これ以外の枠組みもあろうが、旧来の保革軸の修正案として)。

と言うのも、いよいよ改憲が政治の争点にされようとしているからだ。
改憲を主張している連中は、一般国民ではなく、戦前の旧体制を美化するような極右政治家やマスゴミどもが主流である。
改憲に賛同する一部の大衆(※)も、自民党とアメリカの提灯持ちに過ぎないマスゴミ=大量洗脳装置の宣伝工作(日本では宣伝と報道が曖昧未分化に混同されている)に訳も分からず流(騙)されているだけだ。
事実、国民から改憲が提案された事など一度も無いのである。

安倍は、戦後レジーム(regime:非民主的な体制など好ましく無い体制の意)からの脱却を唱えているが、
戦後レジームからの脱却=戦後民主主義の否定=改憲=反体制
である。
内外の良識派の批判を無視して靖国神社を参拝したり、復古調の改憲を唱えていることからも戦前ファシズム体制やその価値観の美化と復古を目論んでいるとしか思えない。
自民党は今や、保守=体制派=護憲ではなく
改憲を目論む反体制右翼=極右=市民社会を脅かす危険分子
になりつつあるようだ。
自民党をこれ以上、増長させてはならない。
断固、改憲阻止!すべきである。



大衆の政治学的定義は、知的・精神的・政治的に自律しておらず、他人やマスゴミの意見や行動を見て自分の判断をする連中のことである。
近代化で封建領主から個人が解放されたが、自分自身の主人になり切れず、飼い主を失った孤人の集団のことである。

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